2012年10月24日水曜日

歯周病

先日テレビで「歯周病」のことをやっていました。40歳以上の80%が罹っている可能性があるというから驚きです。これが進行すると歯が抜け落ちるだけでなく、特に糖尿病とか血管障害のある人は、歯周病菌が体内に流れることで、命を落とす危険もあるというから怖いです。歯周病菌の働きを抑え込むのに有効なのが唾液で、唾液を十分に分泌させるにはよく噛むことが重要で、それには野菜を食べるのが良いと云っていました。野菜には繊維質が多くよく噛む必要があることと、その食物繊維が歯周病菌を掃除して捨ててくれるからだそうです。

野菜をたくさんよく噛んで食べよう
いま我々は、生ごみ堆肥で育てたビタミン・ミネラルが豊富な野菜を、地域の健康づくりに役立てようと、「エコの環」づくりに取り組んでいます。それは生活習慣病といわれるガン、心臓病、脳卒中、高血圧、糖尿病などは、いずれも野菜摂取量の不足が大きな原因であるといわれ、アメリカではすでに1991年から「5 a Day」、1日に5品目以上の野菜と果物を食べる運動が展開されているからです。つまり食物繊維には腸内を掃除して、食品添加物・農薬・その他有害物質を排除する働きがあるのです。それと脳への刺激の50%はよく噛むことで伝わるといわれ、特に発育盛りの子供の知能の発達、老人のボケ封じにはよく噛むことが非常に大切で、それには食物繊維の多い野菜を食べるのがよいと云われるからです。「歯周病」にも似た働きで野菜が有効だったとは、勉強になりました。


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