へどろの資源化

へどろと合成ゼオライト
-人工ゼオライト-

阿蘇海のへどろから人工ゼオライトを合成する技術を、「阿蘇海の環境を考える会」、京都北都信用金庫ほか、多くの市民のご支援のもと、2002~2005年にかけ開発しました。その陽イオン交換能(CEC)は270meq/100g、吸湿率は23%で、天然ゼオライトのそれぞれ160~190meq/100g、11%に比べ、格段に優れた性能を有します。
 

副産物シリカゲル
-シリカゲル-

  人工ゼオライトを製造するときの副産物として、真っ黒なシリカゲルが得られます。吸湿率は63%もあり、市販品の38%よりかなり大きな値を示します。わずかに残る塩分の影響と考えられます。




吸湿材
-吸湿材-

  へどろから優秀な吸湿材をつくることができます。放湿性にも優れ、床下調湿材、蒸気吸着式ヒートポンプの吸着材に適しています。



Journal of MMIJ Vol.127(2011) ,272-274
Journal of MMIJ Vol.127(2011) ,533-535




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